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神々の系譜 プロジャクト公演 いのちてんでんこ(Aプロ)

気仙地区で九死に一生を得た人たちの、オーラルヒストリー(証言)を元に制作されたミュージカル 作品。 2013年に初演され、以降主に関東を中心にとした高等学校の芸術鑑賞会を活動の場として 現在までに約2万人の子供達に「いのちの伝言」を伝えて来ました。 今回のプロジェクトでは、キャストに三陸の人たちを起用し、より肉声度の高い地元から発信する作品としてリメイクされます。 美しい音楽とダンス、映像と共に震災の記憶と、コミュニティーにおける芸能・祭りの存在意義 を深く問う作品です。


アジア 神々の系譜
Encounter of the Asian spirits
〜All folks gather one〜

宮城作品、インドネシア作品、三本同時上演

3月9日 公開リハーサル 大船渡リアスホール マルチスペース 
3月10日本公演 大船渡リアスホール マルチスペース 
文化庁 平成30年度戦略的芸術文化創造推進事業・三陸国際芸術祭2019 連携事業


【アジア 神々の系譜】作品概要 
Aプロ 岩手作品:ミュージカル「いのちてんでんこ」大船渡市、陸前高田市中心に、気仙地方の東日本大震災で被災者の証言をベースに描く舞台。地域の若者が中心になって参加。集落を団結させた祭の力を知ることができる。
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Bプロ 宮城作品:ミュージカル「シシオドリ 海を渡る」三陸固有の芸能や営みなどの自然の中で育まれた文化を背景にしたコメディー作品。三陸の芸能が持つリズムのユニークさと荒々しい自然の中を生きる人々の逞しさ、そして度重なる試練の中でも失わない彼らのユーモアを表現する。
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Cプロ インドネシア作品:「ジャティランの獣たち」(仮称)インドネシア国交樹立60周年でもある本年、三陸国際芸術祭で交流を深めてきた被災地ジョグジャカルタの国立芸術大学(ISI)と共同制作。同大学の教授であり演出家のミロト・マルティヌス氏を起用し、色鮮やかでスペクタクルな舞台を創出。


 


芸術鑑賞会のご提案


 

ミュージカル “いのちてんでんこ”

 

ご挨拶

このミュージカルを制作するカンパニー“みんなのしるし”は、岩手県大船渡を拠点に、三陸の被災の記録や三陸の文化を収集し発信することで、被災地、ひいては、日本の未来に貢献できることと信じ活動しております。この9月で、東日本大震災より丸4年たちましたが、被災地でも記憶の風化が叫ばれています。この作品を通して被災地の記憶と舞台芸術の新たな息吹を体感して頂き、震災がもたらした事、苦境での人と人との繋がりの大切さをご一緒に考えて頂けたら幸いです。
 

芸術鑑賞会

三陸地方に伝わる「いのちてんでんこ」(別称:津波てんでんこ)とは、地震がきたら津波が来る、てんでばらばらに他人にかまわず一人で逃げろ、3.11以降日本中の人々が知ることとなった言葉です。防災科学技術研究所の要請で被災地に赴いた演出家 前川十之朗氏が、九死に一生を得た人たちの証言をもとにした作品「いのちてんでんこ」。ともすれば、暗くなりがちなこのての作品ですが、台風一過の青空のようにくっきりと明るく、なのに迫る警告は印象深い。長い歴史に培われた東北の地を踏みにじること無く、優れた芸術作品としての価値に、傷ついたニッポンが尊厳を失うことなく美しい。素直に心に刻まれてきます。
東北発の感動作! ミュージカル「いのちてんでんこ」。ストーリー、音楽、ダンス、共に優れた鑑賞会作品として、ご提案致します。
 


ABOUT US


2012年、

この作品の作・演出を担当する前川十之朗は、東京大学協力研究員として、また、防災科学技術研究所の委託調査員として三陸地域に入り、約70名の被災者の証言を収集しました。 そして、その大切な証言を防災研究に利用するだけでなく、より多くの人に事実を伝えたいと云う想いが、この舞台作品“いのちてんでんこ”と昇華させたのです。

この作品の観劇を通じ、作品の根底に流れるメッセージ「地域への誇りと強いつながり」を子供たちに語りかける事が、10年後20年後の本当の日本の再興へと繋がると考えます。
 物質や経済を追求し続けた人類は、今、本来の豊かな営み、人間らしさを取り戻す必要があります。我々“未國”及び“みんなのしるし”は、日本古来の祭や芸能のなかに宗教や国境に縛られることのない、プリミティブな力を見いだしました。観念や常識を覆す様な舞台創作活動を行うことによって、ひと本来の生き方を喚起し提示することを第一の目標とします。 
 

 
 
 
 

 
 
未國とは

2002年春、東京に於いて、舞踊家・音楽家・美術家などのクリエーターが、前川の想いに賛同し、『未國』は結成された。我々は、日本の芸能の起源は、-祭り-にあると考える。民謡、神楽、猿楽など、今もなお継承され続けている日本の伝統芸能において、かつては、階級、職業、宗教といった隔たりは存在せず、すべての人々が解け合い混ざり合った。未國は世界を舞台に、様々なフィールドで活動する表現者たちが集まり、この-祭り-を創造の源泉とし、現代にプリミティブな感性を呼び覚ます舞台表現を目指している。

 
前川十之朗/Jujiro Maegawa
みんなのしるし代表、「未國」主宰、作・演出家、音楽プロデューサー、元東京大学CSIS協力研究員、元防災科学技術研究所委託調査員


陸前高田市 戸羽太市長からのメッセージ












東日本大震災によって多くの方々が犠牲になりました。いま、私たち、被災地に暮らす者は切に願っています。もう二度と、同じ悲しみを味わう人がいないことを。そして、他の地域に暮らす人々が、このような悲劇にのみこまれないことを。
ミュージカル「いのちてんでんこ」は、気仙地方の被災者の証言を元にしています。悲劇を目の当たりにした、生の声を舞台にしたものです。そこにこめられた、さまざまな問いかけや記憶を感じてください。
そして、それが、自然災害、家族、 命について皆様に考えていただくきっかけになれば幸いです。

陸前高田市市長 戸羽太